自転車でトラック競技と聞くと競輪を思い浮かべる方が多いと思います。実際、先日の日曜日には G1レース 競輪祭が小倉競輪場で開催され、決勝はTVでも中継されましたので、見られた方もおられると思います。
実はもう一つ国内で開催されている競輪があります。それは PIST6
元々、千葉市にあった千葉競輪場を改修して国際規格の木製バンク(1周250m)で作られたドーム型競技場でPIST6は、ここで開催されます。
(PIST6サイトより参照)
素朴な疑問で競輪と何が違うの?となると思いますが、大きく分けると3つの違いがあります。
①走る場所の違い。
通常の競輪場は3種類!1周が333mのもの。1周が400m。1周が500mで路面はアスファルト・コンクリート製になります。
②ルールの違い
競輪は一度に走るのが7~9人(欠場があると5人までOK)でPIST6はその名の通り6人。また走り方も競輪だとちょっとしたブロックや接触は許されますが、PIST6ではNGです。オリンピック種目のKEIRINに近いルールになっています。
③機材の違い
基本競輪は、クロモリフレームでホイールはノーマル。車体はすべてNJS認定のパーツのみでギヤ比は4.00以下に対してPIST6ではカーボンフレームに前輪はバトンホイールに後輪はディスクホイールになります。またギヤ比規制はありません。もちろん使用機材に関してはPIST6の認定が必要となります。
(PIST6サイトより参照)
説明が長くなりましたが、今回ご紹介するハンドルバーはそのPIST6で認定を取っているハンドルバー CONTROL TECH RA-548です。
下ハンドル部分はやすり目になっていて滑りにくくなっています。
形状はこのような感じ
まず正面
真上から
そして横から
ドロップは149 リーチは110でハンドルクランプ径は31.8になります。
もちろんPIST6関係なく普通のトラック競技でも使えますのでご安心ください。
ネットでは類似品が多く出ていますが、価格が安いものはそもそもの剛性感がなかったりしますし(危ない物も多数あり)、ある程度名の知れたブランドだとかなり高額になりますが、こちらのアイテムは4万円切る価格なのでトラック用カーボンハンドルとしては、かなり良心的?な価格です。
サイズは350と360の2種類になります。
気になる方は山口店までお問い合わせください。
三明