セオサイクルのブログ | BLOG

2020年1月27日

(上尾east店)眠っていたバイクを復活させましょう!

上尾East店

[乗らずにいるのは勿体ない!]
 こんにちは。暑さにも、寒さにも弱い上尾イースト店の丸山です。外めちゃくちゃ寒いですね。試乗に行ったら凍えるかと思いました。

 1月もあとわずかで終わります。春が近づくこの季節になると新しいことを始めるべくスポーツバイクを購入いただくことが多くなります。

 そしてもう一つ多くなるのが乗らなくなってしまっていたバイクの修理です。せっかく持っているのに乗らないなんて勿体ないです。ぜひまた乗ってあげましょう。


 と、いう事で今回ご依頼いただきましたバイクをご紹介します。スペシャライズドの名車「ALLEZ」さんです。搭載されているコンポーネントはSHIMANO 105(5600系)。105は5600→5700→5800→R7000と進化してきました。5600系は現行モデルから4世代前のパーツで発売は2005年になります。


 車体を見てみるとフレームは砂ぼこりで真っ白になっています。サドルも画像で見るとそうでもないのですがかなり黒ずんでしまっています。この状態では乗る気にならないとおっしゃられるのも無理はありません。


 手が触れる部分であるバーテープは加水分解が起きたかのようにボロボロ。ブラケットカバーはベトベトになっています。その他、タイヤ、チューブ、ブレーキシューなどのゴム部品は硬化して本来の性能を発揮できない状態です。ワイヤーアウターも被覆が割れて爆発寸前になっています。安全に御乗りいただく為には交換が必要です。


 じゃーん!あっという間に修理完了です。実際はいろいろと細部まで手を入れたのであっという間では無いのですが・・・。ワイヤー関係や痛んでいた部分も交換しました。
(ところでこの画像見にくいですね。なんでこの角度で撮ったんだろう?)


 まずはフレームをご覧ください。新車?って感じのこの輝き!この日は寒かったので身体を動かしたく・・・頑張って磨きましたよ(笑) コンパウンドをかけた後はワコーズさんのバリアスコート(市販品)を塗布しました。業務用でなくともこの仕上がり・・・こ奴なかなかやるな。


 ボロボロになっていたバーテープはイメージを変えてカラーをレッドで巻き直しました。ブラケットカバーはシマノさんが補修パーツをまだ持っているので純正パーツで交換しました。15年も前のパーツをまだ持っている・・・こ奴もなかなかやりおります。物によってはこれより新しいものでも生産終了しています。パーツの有る無しは当時の販売数量によるのかな?


 そしてこれ!わかりますかね?半分だけ綺麗にしてみました。私の目に映るものを画像データとして抽出できれば良いのですがスマホ写真になると白さが半減した感じに。本当はもっと凄~い差があるだけに残念です。もちろんこのまま渡すなんて意地悪はしないでもう片側も綺麗にしましたよ。

 今後は細目なメンテナンスを心がけながらしっかり乗ってあげてくださいね。ご依頼ありがとうございました。

 「そういえば最近乗ってない、てか見かけてない?」なんて方は一度お店にお持ちください。状態を確認の上、修理金額をお見積もりさせていただきます。

 新車も良いですが愛着のあるバイクを長く乗るのもカッコいいです。頑張って半世紀くらい乗り続けていけば旧車と呼ばれていたバイクがビンテージと呼ばれちゃいますよ(笑)

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バイシクルセオ上尾イースト店 丸山 崇紘

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