今回は、ヘビー級サイクリスト必見でございますよ。
オーナー様よりチェーン交換をしたら、漕ぐたびに異音がするとのことブリヂストンANCHOR RL9が戻って来てくれました。
おかえりなさい。
スタッフH君があーでもない、こーでもないと四苦八苦。
ワタシも参戦して、さながらシャーロックホームズとワトソン君状態(笑)。
犯人はお前だっ!!
フロントチェーンリングの内側(インナーチェーンリング)の摩耗が原因でした。
どうでしょうか??チェーンリングの谷が広がって、山が切り立ったようになっております。流行りのナローワイドチェーンリングみたいです(笑)。
新しいチェーンが形の変わってしまったギアの上で遊んでいた音でした。
(便宜的に自転車屋は「歯飛び」という言葉をつかうこともあります)
いや~しかし、見事な削れっぷりです。ワタシもインナーチェーンリングから先に使いきってしまったお客様は初めててございます。何だか、長い年月をかけて削られた河原の岩やシーガラスに通じる美しさを感じちゃいます。え、ワタシだけですか!?(笑)
なお、駆動系の消耗ですが基本的にチェーン→カセットスプロケット(後ギア)→フロントチェーンリング(前ギア)の順番に進んでいきます。
交換頻度はご使用状況に寄りけりですが、当店だと、2年以上使用された自転車のオーナー様にはチェーンとスプロケットは同時に交換して頂いていることが多いように思います。船橋は真っ平なので、使用するギアが大体決まってしまっているためでしょうか??。(レースよりの使い方や走行距離が長い方は、もっと早いサイクルで交換して頂いております)
点検受付の際に、「チェーン伸びが~」や「スプロケットが~」などごちゃごちゃお話ししていまうのですが、こんな訳で少々お時間頂ければ幸いです♥
オーナー様、ご利用ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。
バイシクルセオ船橋ガレージ店 堀江
営業時間:午前10時30分より午後7時30分
定休日:毎週水曜日