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2021年7月11日

【店長日記】シュワルベ マラソンの性能 - オーストラリア縦断の旅から考察(2) -

相模原中央店

ツーリング用タイヤの決定版として

名高いシュワルベ・マラソン。

 

強力な耐パンクベルトと、

高剛性のサイドウォールにより、

荷物を載せて重たくなってから、本領発揮

するタイヤです。

 

前回は、オーストラリアを 2837.9km 走破して、

パンクは2回だけだったと

マラソンの耐パンク性能を考察してみましたが、

 

今回は、自転車とギアを合わせた

総重量がどのくらいだったのか検証してみました。

 

 

こちらが、私の相棒。

SURLY(サーリー)Long Haul Tracker(ロングホールトラッカー)

 

2005年2月に組み上がったので、かれこれ16年以上の付き合いです。

 

当時はマウンテンバイク全盛で、

クロスバイクは GIANT の ESCAPE が初登場した年。

 

大学の先輩から借りて乗っていた

マウンテンバイクのタイヤの太さと、

ロードバイクのドロップハンドルのポジションの多さを

合わせた自転車が欲しいと思っていましたが、

 

完成車ではほとんどなくて、困っていたところ

日本で取り扱いが始まったばかりのブランド・サーリーで

ピッタリのモデルがありましたが、フレーム販売。

 

先輩の紹介で、セオサイクル辻堂店でアルバイトを

していたので、先輩方に教えてもらいながら

組み上げた、最初のスポーツバイクでもあります。

 

丈夫さを重要視していたので、正直今まで

重量はあまり気にしていませんでした。

 

今回、測ってみたところ

車体重量は 12.2kg でした。

(意外と軽かったなと思いました。)

 

 

フル装備の場合、

前後にキャリアを装着し、

バッグを付けて、

リアキャリアにテントとシュラフ(寝袋)を

搭載します。

 

 

さらに、一眼レフカメラと

換えレンズも一緒に

もっていくときもあります。

 

それぞれのギアの

重量を公表値、推定値で足していったのが

以下の表になります。

 

 

基本的な装備の場合は、28.6kg 程度ですが、

変動していく荷物を足していくと、30kg 程度になります。

 

オーストラリアを走った時は、2月末に出発しました。

 

日本とオーストラリアの季節は逆になるので、

秋でしたが、平均気温は30度以上

最高気温は42度まで到達したこともあります。

 

湿度は低く、からっとした暑さでしたが

水分の補給は、本当に生命線。

 

自動販売機はなく、コンビニも点在だったので

飲み物は重たくなっても、

切らすわけにはいかなかったので、

 

2Lペットボトルの牛乳やオレンジジュースを

後ろのパニアバッグに入れて走っていました。

 

細かいものを含めると、総重量は 34kg 程度。

電動アシスト自転車に前後チャイルドシートを

付けたときと同じぐらいの重さです。

 

なので、マラソンの性能は

「自転車の総重量34kgの状態で、2800km以上走って、パンクは2回だけ。

荷物を積んで重たくなっても、しっかり走れるタイヤ。」

と、いえます。

 

最近では、車重が重たい E-BIKE 用タイヤとして、

注目されているのも

個人的には納得です。

 

そんなマラソンですが、

「自転車旅を、より身近に。」が、

テーマの当店では

当然、オススメのタイヤです。

 

 

在庫も、

700×25C → ロードバイク向け

700×28C → ロードバイク、クロスバイク向け

700×32C → クロスバイク向け

700×35C → クロスバイク向け

700×38C → クロスバイク、グラベルロード向け

26×1.5 → 26インチクロス、マウンテンバイク向け

29×2.0 → マウンテンバイク向け

20×1.5 → ミニベロ、折りたたみ自転車向け

(在庫数には限りがありますので、売切れの際はご容赦ください)

 

27.5インチは、今後取扱う予定です。

 

自転車旅の出発前、日本一周中でタイヤが消耗してきたなど

マラソンが必要な際は、ぜひお立ち寄りください。

 

前回の考察も、お読みいただければ幸いです

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

相模原中央店 岐部

Homepage:http://seocycle-sagamihara.venus.bindcloud.jp/index.html

 

 

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