セオサイクル

SAKAMOTO-TECHNO（S-tech）

Flit（フリット）

販売価格は店頭にてご確認ください。

またぎやすいフレーム形状と幅広の両立スタンド、大きな前バスケットが付いたお買い求めやすいお手頃価格のモデルの中では人気No.1のエコノミーモデル。乗車可能最低身長は145cmぐらいからになります。

フリットの一番の特徴とも言える足が引っかかりにくくまたぎやすいフレーム。

地面からの高さを実際に測定してみると、スタンドを立てた状態で約36cm。スタンドを解除した状態で約33cm。比較として24インチの自転車のスタンドを立てた状態で約40cmぐらいなので、26インチの自転車としてはかなり低くなっています。

フリットはエコノミーモデルとしては珍しく幅広の両立スタンドを採用しています。前バスケットにお買い物の重たい荷物を入れた際はグラッとしやすく転倒の危険性がありますが、幅広になっていることで安定感がうまれて軽減してくれます。

フリットの便利な大型バスケット。実際に寸法を測ってみると幅38センチ×奥行き32センチ×高さ24センチぐらいで、外枠の部分が太くなっているので頑丈なのもポイント。

オプションで後ろバスケットも取付け可能なキャリア。耐荷重は27kgなのでチャイルドシートの装着（一つのみ）も可能です。

子ども乗せ専用自転車と比較すると強度（特に後ろホイール）は標準的なので、日常的に使用すると「スポーク折れ」などの症状が起きる可能性がありますが「たまにお孫さんを乗せて使いたい。」など限定的であれば、一時的に子ども乗せ仕様（一人）にできるので便利です。

タイヤのサイズは26インチ（26×1-3/8）になります。

フリットのハンドル形状はお買い物用途の自転車としては標準的なものとなっています。

乗車時の特徴としてハンドル形状が手前にきているため、ヒジを引けばハンドル操作ができるので前バスケットに重たい荷物が載っていてもハンドルが取られにくくなっています。

フリットには変速（ギアチェンジ）は搭載されていませんが、全面型のチェーンケースが付いています。チェーンをすっぽり隠しているので、スカートがチェーンに巻き込んでしまう可能性を軽減しています。

今回ご紹介のタイプではLEDダイナモライトを搭載しています。

後ろのブレーキにはバンドブレーキを採用しています。

バンドブレーキはホイール側に付いた金属のドラムを外側からゴム製のバンドで包みその摩擦でブレーキをかけます。

ドラムとバンドの間に異物が浸入すると音鳴りがしますのでしばらく使用したり雨が浸入すると鳴りはじめてきます。構造的に浸入は防げませんが、どうしても音鳴りが気になる場合はサーボブレーキに交換することで対応は可能です。

まれに「ブレーキの音がうるさいのですが、どこに油をさせばよいですか？」とご質問を受けることがございますが、ブレーキ本体（特にドラムとバンドの間）に油分がついてしまうと、摩擦がなくなりブレーキが効かなくなります。ブレーキ操作を軽くする場合はワイヤーに注油すると効果がありますが、ブレーキ本体への注油はしないようご注意ください。

通勤通学、お買物用途で長い期間使用される方や、不快なブレーキ音がイヤという方はローラーブレーキが付いている自転車がオススメです。