商品情報

2025年11月3日

【クロスバイクデイリーユース部門】【ガチめなサイクリング部門】お勧め同率1位!2026 GIANT ESCAPE X マットブラック Mサイズ SUBCROSSJ1との違いはちょっとした味付け

武蔵小杉店

【クロスバイクデイリーユース部門】【ガチめなサイクリング部門】第2位!同率1位でもいいくらい!

2026 GIANT

ESCAPE X

マットブラック

Mサイズ

眠れる巨人が目を覚ました・・・・ナウシカ大好きなワタクシは巨神兵を思い浮かべました。GIANTさんから久しぶりのクロスバイクでのNEWジャンルモデルが新発売されました!このバイクを語るには、これまでのスポーツバイクの移り変わりヒストリーをお伝えしなくてはなりません。ご興味ある方はお付合いお願い致します!

ワタクシがこの世界に足を踏み入れた35年前、当時は空前のマウンテンバイクブームでした。それまでロードバイクとランドナーバイクしかなかったスポーツバイクの世界に、頑丈で気軽にどんな使い方もできるマウンテンバイクが誕生したのです。そしてマウンテンバイクよりもうちょっとスピード出したいよね?軽くしたいよね?ということでクロスバイクが生まれました。その時代に実際に業界にいたのですがどのメーカーさまが初号機なのか、正直記憶がありませんがMTBとクロスバイクのあいのこ、みたいなモデルが多かった気がします。

そして伝説のクロスバイクESCAPE R3が世に産みおとされました。日本にクロスバイクを定着させたのは間違いなくこのモデルだと思います。このESCAPE R3、私個人の意見として聞いていただきたいのですが、クロスバイクのジャンルとしては良く言えばオールマイティ、悪く言えば特徴がありません。日本人の食文化である幕の内弁当的なクロスバイクだと私は例えています。いろいろ種類が楽しめる反面、一つ一つのおかずの味はほどほどです(もちろん高島屋の幕の内はうまいでしょうけれど)ほどほどでうまくまとまっている、可もなく不可もない。松竹梅の竹が大好きな国民性にまさに合致したクロスバイクだと思っています。

ESCAPE R3が日本のスポーツバイクの間口を広げた功績は多大なものがございます。車でいえば軽トラとF1しかない、ママチャリとロードバイクしかなかった世界に、全く新しい自転車を生み出していただきました。ただ入り口は広いが奥は浅いこのESCAPE R3、欧米の様なスポーツバイクの楽しみ方をするにはやはり足りないものが多いのも事実です。ガチで乗ると壊れるよね。もっと早く走りたいのにスピードでないよね。20Km以上乗るには疲れるよね。そうしてクロスバイクは枝分かれしてゆきます。最近はラインナップでほぼみませんが、ロードバイクに近いクロスバイク、マウンテンバイクに近いクロスバイクなどESCAPE R3をベースに考えるのであればそこに特徴を持たせたバイクが派生してゆきました。

令和7年、現在のクロスバイクのジャンルは大きくこのようにワタクシは分類しています。【元祖系】【頑丈系】【スピード系】【軽快さ系】【ロングライド系】の5つです。

GIANTさんのこれまでのラインアップでは

【元祖系】ESCAPE R3

【頑丈系】GRAVIER

【スピード系】FCRシリーズ※現在はラインナップにありません。2008年ごろから2014年ごろまで発売されていました

【軽快さ系】ESCAPE RX・ESCAPE RX DISC

で【ロングライド系】で両手を上げておすすめできるモデルがありませんでした※当店ではこのジャンルのお勧めNo1はSCOTTのSUBCROSSJ1でした。

この【ロングライド系】に求められる要素は、私も学生時代に日本縦断などしていましたのでその経験則から、≪故障率の低さ≫≪ラフに使っても大丈夫な頑強さ、安定感≫≪長距離の走行の為に体力を温存できる走りの軽快さ≫だとかんがえています。最初の二つの要素はMTBの様な要素で、この要素を盛り込むとMTBのように重くなって走りも重たくなるので、三つ目の要素を満たすことがとても難しいのです。ですので、ロードバイクのエンデュランス系や、グラベルロードなるジャンルも生まれてきたと言えるでしょう。

ただ、サッカーの天然芝用のスパイクのようにスポーツバイクを純粋に遊ぶ時だけに使用する、という方はかなり少ないと思います。ちょっとその辺いったり普段も使いたい、使える方が嬉しい人がほとんどだと思います。お洋服に例えればクロスバイクはジャージやスポーツウェア、トレーナーのようなものだと私は思います。運動する時もコンビニ行くときも、うちの息子はデートでもトレーナーを着ています(自分の青春時代にはちょっとコレで電車乗るの?って存在でしたがw)

【ロングライド系】クロスバイクは今までなかなか良いものが世になく、空白のジャンルだったと言えるでしょう。GIANTさん、誠にありがとうございます!選択肢が増えました!因みにお勧め2位(同率1位)にしていますがSCOTTさんのSUBCROSSJ1よりももうちょっとライトユーズよりかなと個人的には思います。

因みにこの【ロングライド系】は通勤、通学も同じ要素が求められるのでご用途的にはすごくお勧めです!

クロスバイクをお選びいただくご参考になりましたでしょうか?他のメーカーさまの様々なクロスバイクもこの5つのジャンルに分類し、更にランキングも整理してあります。『自分が気になっているこのモデルはどうなんすか!!』などお気軽にご相談ください。長文、乱文、お付き合いいただきありがとうございました!

044-738-0634

セオサイクル武蔵小杉店 上野

タイヤは太めでドッシリ乗れます

走りの軽さと剛性感のバランスを超絶妙なところでとっていると思われるフレーム。何をどうするとそうなるのかは、企業秘密なので我々もわかりません。

見てわかる『あ、このサドルは乗りやすいな』というフォルムと触り心地のサドルです。GIANTさんのパーツチョイスは全幅の信頼がおけます。

ロングライドを意識した太めのグリップが装着されています。好みの分かれるところと思いますので、細めが好きな方はカスタムしましょう!

個人的にお~カッコエエと思いました、モデルデカール

GIANTさんはやっぱりすげえ!!

20105