【クロスバイクデイリーユース部門】【ガチめなサイクリング部門】第2位!同率1位でもいいくらい!
2026 GIANT
ESCAPE X
マットブラック
Mサイズ
眠れる巨人が目を覚ました・・・・ナウシカ大好きなワタクシは巨神兵を思い浮かべました。GIANTさんから久しぶりのクロスバイクでのNEWジャンルモデルが新発売されました!このバイクを語るには、これまでのスポーツバイクの移り変わりヒストリーをお伝えしなくてはなりません。ご興味ある方はお付合いお願い致します!


ワタクシがこの世界に足を踏み入れた35年前、当時は空前のマウンテンバイクブームでした。それまでロードバイクとランドナーバイクしかなかったスポーツバイクの世界に、頑丈で気軽にどんな使い方もできるマウンテンバイクが誕生したのです。そしてマウンテンバイクよりもうちょっとスピード出したいよね?軽くしたいよね?ということでクロスバイクが生まれました。その時代に実際に業界にいたのですがどのメーカーさまが初号機なのか、正直記憶がありませんがMTBに近い?みたいなモデルが多かった気がします。
そして伝説のクロスバイクESCAPE R3が世に産みおとされました。日本にクロスバイクを定着させたのは間違いなくこのモデルだと思います。このESCAPE R3、私個人の意見として聞いていただきたいのですが、クロスバイクのジャンルとしては良く言えばオールマイティ、悪く言えば特徴がありません。日本人の食文化である幕の内弁当的なクロスバイクだと私は例えています。いろいろ種類が楽しめる反面、一つ一つのおかずの味はほどほどです(もちろん高島屋の幕の内はうまいでしょうけれど)ほどほどでうまくまとまっている、可もなく不可もない。松竹梅の竹が大好きな国民性にまさに合致したクロスバイクだと思っています。
そんなESCAPE R3はチョイノリスポーツバイクとしてはとても素晴らしいです。入り口は広いが奥はちょっと浅い。ガチで乗ると壊れるよね。もっと早く走りたいのにスピードでないよね。20Km以上乗るには疲れるよね。そうしてクロスバイクは更に枝分かれしてゆきます。最近はラインナップでほぼみませんが、ロードバイクに近いクロスバイク、マウンテンバイクに近いクロスバイクなどESCAPE R3をベースに考えるのであればそこに特徴を持たせたバイクが派生してゆきました。
令和7年、現在のクロスバイクのジャンルは大きくこのようにワタクシは分類しています。【ESCAPE R3系】【頑丈系】【軽快さ系】の3つです。
GIANTさんのこれまでのラインアップでは
【元祖系】ESCAPE R3
【頑丈系】GRAVIER
【軽快さ系】ESCAPE RX・ESCAPE RX DISC・FCRシリーズ※現在はラインナップにありません。2008年ごろから2014年ごろまで発売されていました
【ロングライド系】適したモデル無し※ロングライドに求められる要素はSCOTT SUBCROSS J1の記事をお読みください!
因みにこの【ロングライド系】は通勤、通学も同じ要素が求められるのでご用途的にはすごくお勧めです!同率1位のSCOTT SUBCROSS J1との違いはほとんどなりませんが、若干SCOTTの方が剛性感が強い気がしますので、パワフルな体格の方はSCOTTをお勧め致します!
クロスバイクをお選びいただくご参考になりましたでしょうか?他のメーカーさまの様々なクロスバイクもこの3つのジャンルに分類し、更にランキングも整理してあります。『自分が気になっているこのモデルはどうなんすか!!』などお気軽にご相談ください。長文、乱文、お付き合いいただきありがとうございました!
044-738-0634
セオサイクル武蔵小杉店 上野
各部のトピックをご覧ください↓
タイヤは太めでドッシリ乗れます

走りの軽さと剛性感のバランスを超絶妙なところでとっていると思われるフレーム。何をどうするとそうなるのかは、企業秘密なので我々もわかりません。


見てわかる『あ、このサドルは乗りやすいな』というフォルムと触り心地のサドルです。GIANTさんのパーツチョイスは全幅の信頼がおけます。

ロングライドを意識した太めのグリップが装着されています。好みの分かれるところと思いますので、細めが好きな方はカスタムしましょう!
個人的にお~カッコエエと思いました、モデルデカール
GIANTさんはやっぱりすげえ!!このバイクのおススメはなんといってもビジュいいじゃん~です!







