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2021年10月3日

【店長日記】ロードバイクのクリーニング 其の一 - フレームとチェーンの清掃 -

相模原中央店

 

先日、皆様のご協力により無事開催できたワコーズ講習会。その開催前々日に、以前セオサイクルグループの店舗で購入していただいたロードバイクの点検にお持ち込みいただいたので確認させていただきました。

 

おとうさまからオーナー様へお譲りになることになり、しばらく乗っていませんでしたが、室内保管をされていたということもあり目立った経年劣化はありませんでした。ただ埃をかぶっていたので当店メンテナンスメニューのクリーニングをご提案し、オーダーを承ることになりました。

 

 

こちらがクリーニング前の様子。遠目だとちょっと分かりにくいですが、

 

 

 

全体的に埃をかぶっていました。こちらを早速キレイにしていきたいと思います。

 

 

まず最初に使用したのは、ワコーズ講習会でもご紹介させていただいたマルチフォーミングクリーナー。弱アルカリ性の洗浄成分で攻撃性が低く、フレームなどの金属部品はもちろん、タイヤなどのゴム製品にも使える優れもの。

 

  

 

バーテープやブラケットにも使えるので、車体全体にしっかり吹きかけます。 

 

 

マルチフォーミングクリーナーを拭き取ったあと、次に施工したのはこちらのバリアスコート

 

バリアスコートは、はっ水効果のあるガラス系コーティングにより、艶ありフレームなら美しい光沢がでて、マットカラーのフレームであれば雰囲気を崩さずにはっ水効果だけ付与することができます。購入すると、バリアスコート本体以外にムラなく施工できるマイクロファイバー製のウェスが2つ付属します。

 

 

バリアスコートをフレームに吹きかけて伸ばすように拭き上げていきます。バリアスコート自体にも汚れを落とす効果があるのですが、事前にマルチフォーミングクリーナーで埃や油汚れを落としておくと、ガラス系コーティングが均等に施工できるのでキレイに仕上がります。

 

 

チェーンの油汚れはチェーンクリーナーで落としていきます。チェーンクリーナーは吹きかけると汚れを浮かせてくれます。速乾性のクリーナーとは異なり、洗浄成分が残るので少ない量で効率よく汚れを落とせます。

 

 

チェーンクリーナーを吹きかけたらブラシでチェーンやギアをこすります。ブラッシングを行うことにより細かい砂などを落とすことができます。チェーンクリーナーを購入するとブラシも1本付属しています。

 

 

黒く酸化した油と絡んだ埃がチェーンに残っていると見た目はもちろんのこと、ペダルを漕いだ時にチェーンやギアを痛めたり、ペダリング効率の大きなロスになるので、チェーンのお手入れでは清掃が重要になります。

 

そんな油汚れをしっかり落として、チェーンオイルを塗布して完成です。

 

 

こちらがクリーニング後の様子。

 

 

オーナー様にも大変喜んでいただけました。ブログ掲載も快諾していただき、ありがとうございました。セオサイクルグループの店舗でご購入された自転車は、購入された店舗と同様に無料点検のサポートをさせていただきます。今後ともよろしくお願いします。

 

ちなみにクリーニングの料金については、バイクの状態によって作業時間が大きく変わり、それに応じて料金も変わります。ご希望の方はバイクをご持参の上、スタッフまでご相談ください。

 

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相模原中央店 岐部

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